2017年6月の園だより

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2017年 6月の園だより
2017年6月1日
三大人(たいじん)の共通点
 今年度、安田式体育遊具を導入しましたが、そのきっかけは、オペレッタや器楽演奏で交流している川越しらゆり幼稚園を太田副園長と見学に行った時、園庭に置いてある、造りが特徴的な鉄棒や雲梯、平均台に目が留まり、鈴木理事長さんから、3月にある安田式体育遊具の講習会を勧められたことです。
 早速、太田副園長、藤田教務主任、浜谷体育担当者の3人が講習会に参加し、園児の体幹づくりに最適であると確信し、5月に体育用具の納入と同時に、インストラクターから使い方のノウハウを伝授してもらいました。
 この安田式体育遊具を開発された安田祐治先生は、現在90歳を超えてなお、矍鑠としておられますが、体育教師や小学校校長としてご活躍後、子どもの心身の将来を憂え、現役時代にやり残された、体育理論に基づく、児童の体幹づくりにふさわしい体育遊具の開発に、パソコンが世に出る前には、手書きでデザインされたとお聞きしました。

 当園の初代園長の京谷準一先生も、小学校の教員、校長として務め上げられた後、公立ではできなかったことを、私立幼稚園の園長として汗をかかれました。
 それは、大脳生理学に基づき、子どもたちの心身の発達段階に応じて、相応しい最高の教育を取り入れ、園児に提供することでした。それはまさに適時教育と言ってよいものです。
 京谷園長先生は、さらに全国の心ある幼稚園長さんに呼びかけ、新幼児教育研究会を立ち上げ、大脳生理学や、子どもの心身の発達に関する一流の研究者や学者を講師として招聘し、会員である幼稚園教諭の質の向上と園の充実発展に腐心されました。
 時には、これぞと思った研究者や学者を、かたかご幼稚園に呼ばれ、職員や保護者を対象にした講演会を開催されたこともあります。
私も娘2人がかたかご幼稚園にお世話になっていた時に、有名な児童心理学の松原先生が来られるから、ぜひ聴きに来なさいと声をかけられたことがあります。 

 つみきを使った算数教育や知能教育の開発者である川野康行先生も80歳を超えておられますが、ギルフォード理論に基づく幼児教育の普及に精根を傾けておられます。
 数十年前、たまたま、このつみきによる算数教育・知能教育の講習会に参加した職員が京谷園長先生に、導入を提案し、今では当園の幼児教育の目玉になっています。
それは、数の概念が分かるようになり、柔軟な発想が身に付くことが大きな特徴です。
 
 紹介した3人の先生方はどなたも、理論に基づく幼児教育、子どもたちの健全な心身の発達にエネルギッシュに命をかけておられる点が共通点です。当園はこの3大人のお蔭で、園児がすくすくと成長していくすばらしい環境になっています。
かたかご幼稚園 かたかご保育園
 園長 野田 武



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