2023年12月の園だより

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2023年 12月の園だより
2023年12月1日
ミュージックフェステイバル所感
今年のミュージックフェスティバルは、コロナ禍も少なくなりましたので、4年ぶりに年少・年中・年長と学年を通して発表することができました。保護者の皆様方には、お子様が年少・年中・年長と成長していく過程を見ていただきまして、微笑ましくも心強く思われたことと推察いたします。

ところで、福島県のいわき市にある「認定こども園なこそ幼稚園」の中野理事長・園長先生ご夫妻がはるばるとご観賞にお越しいただいていたことに驚かれたことと思います。

きっかけは、およそ20年前に埼玉県の川越しらゆりの鈴木理事長先生が、当園が取り入れている「つみき教育」の視察に来られた時に、教室から聞こえてくる当園の園児の声量ある歌声にびっくりなされ、つみき教育の実践もさることながら、「ぜひミュージックフェスティバルを見学させてほしい」と、なこそ幼稚園の中野理事長先生も誘って、お見えになられたことが発端です。ところが、鈴木、中野両理事長・園長先生が先生方にかたかご幼稚園のミュージックフェスティバルの魅力を伝えても、なかなか理解してもらえないと、翌年から先生方もお連れして見学に来られるようになりました。

さて、当園では、音楽という表現活動と作品づくりという表現活動、に力を入れています。

第一部は、「小さな音の魔術師」というタイトルのもとに、年少の鍵盤奏、年中の鍵盤合奏を聞いていただきましたが、いかがでしたでしょうか?園児達が小さな魔術師のように見えませんでしたか?このように かたかご幼稚園かたかご保育園では、第一部の合奏や演奏、第二部のオペレッタという音楽表現を通じて、「一人ひとりの音感教育」と「人間形成」を行っています。

「音感教育」では3つの力が身についています。即ち、①感性、②楽譜を実際の音に結び付けるソルフェージュ能力、③音階を意識づける力の3つです。

第二部のオペレッタでは、正しい発声の仕方を身に付けた歌唱力を聞いていただきました。

人間形成の面では、日頃の練習を通じて、しつけ、やる気、集中力、忍耐力が身についていきます。年少・年中・年長とあがるにつれ、園児達もしつけ、やる気、集中力、忍耐力が身につき、堂々と振る舞うようになります。また楽器演奏では、年中・年長の演奏にさらに成長した姿が見られます。特にオペレッタの役選びには、その年により、くじ引きで決めたり、オーデイションと称して、希望する役を友達の前で演じ、友達が審査員になって選考したりして、大人顔負けのルールを採用しています。

このように、お子さん達が楽しく音感を身につけ、人として成長できますことは、本人の能力・努力もさることながら、ご来賓の温かいご声援、保護者の方々のご協力、楽譜の編曲や指導をしていただいた松井先生、安川先生、前日のリハーサルから音響、照明、楽器の位置などご協力いただいた文化ホールのスタッフの方々、記録をしていただいているビデオワークさんの方々のお陰であると感謝申し上げます。
かたかご幼稚園 かたかご保育園
 園長 野田 武



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