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2010年 10月の園だより
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1)子どもの良い所を七つあげ、毎朝唱える。
子どもは親が信じた通りに行動します。子どもさんは素敵な良い所を七つ持っていますので、子どもを信じて、良い所を心の中でつぶやく習慣をつくりましょう。
2)感謝の言葉、褒める言葉、暖かい言葉を使う
子育てをしていると、どうしてもイライラしたり、暖かく優しい言葉を使うことが少なくなることがあります。言葉には「言霊」という力があります、いい言葉を使えば、いい共鳴が起こり、それが敏感な子に良い影響をもたらします。ですから、努めて感謝の言葉(手伝ってくれてありがとう等)、褒める言葉(がんばったね等)、あたたかい言葉(いってきます。いってらっしゃい等)を使いましょう。
その際、注意したいのは「子どもを変えよう」と思わないことです。感受性豊かな子は「変わってほしい」という気持ちを敏感に察知し、ますます心を閉ざしてしまいますので「子どもに言い聞かせる」のではなく、「自分自身が良い言葉を使う習慣を作って」いってください。
そして、一日が終わるときには、直接子どもに言わなくても、必ず心の中で子どもを褒めてみましょう。その穏やかなエネルギーがあなたの周りを包み、そのエネルギーを子どもが感じ取って、穏やかになっていきます。
3)一日一つ「いい言葉」を探す
いい言葉を使うことに慣れるために、一日一つ「素敵な言葉」を探してみましょう。市販の本の中から選び、ノートにメモしておくのも素敵です。見つからなかった日は「いい言葉が見つからない自分でもいいよ」と書いても良いです。心が弱くなったとき、このノートを読み返してみましょう。良い言葉、優しい言葉はたくさんの愛の力を与えます。
4)自分の気持ちに焦点を当てて話す
普段の言葉の使い方も一工夫するだけで、とても愛情溢れた言葉に聞こえるようになります。例えば毎晩遅くまで遊びまわる子どもに「門限は10時と、いつも言っているでしょう!」と叱るより「あまり遅くなると心配なの」と自分の気持ちに焦点を当てて話すと通じます。
5)自分の心を見つめる
自分の気持ちに焦点を当てて話すためには、自分の心を見つめる習慣を作りましょう。例えば、子どもが店でぐずり始めた途端、イライラして怒りたくなった時、「何か自分の心の中に嫌なことがあるのかな」と客観的に自分を見つめてみましょう。必ず自分の中に何か問題が潜んでいるからです。自分が変われば、状況は必ず変わります。
園長 野田 武