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2022年 7月の園だより
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19日は日曜日でしたが、拙宅の庭の草むしりをしていた時に、携帯の速報が鳴り響きましたので、急遽、園舎内外に被害がないかどうか巡回し、異常がなくほっとしました。
20日(月)、年長組が伏木消防署で、幼年消防クラブ編成式を終え、消防設備の説明を聞いたり、設備の体験をしている時に、地震が発生し、一斉にその場でしゃがみました。
その他「避難訓練が生きている」と分かったのは、園にいた職員と園児の行動でした。地震発生の警報と同時に教頭先生がすかさず園内放送をかけました。その時の様子が
*年少組では次のように記録されています。
プリント学習中、地震発生の揺れに気付いた子も数人おり、それから放送の流れまで、静かに話を聞き、行動することができていた。
いつもは訓練であったが、今は本当の地震だったことに加え、改めて放送をよく聞いて行動することの大切さを伝える。
いろいろな状況での訓練が必要であると改めて感じた。
*もも組(0才児)の記録では
朝の活動;おむつ替えを終え、製作活動の準備を始めた時に、スマフォのアラートが鳴り響き、地震が・・・と思い、急いで子どもの頭を隠す。丁度、職員・園児全員が近くにいたので、慌てることはなかったが、いつもと違う様子に子どもたちが泣くので、まず安心できるようにし、何かあった時に、すぐ行動できるようにした。
大きな揺れは感じなかったものの、昨日、今日と続けて地震があったので、しばらくは余震が続くかもしれない。その時には子どもが不安がらないようにしながら、安全を確保すること、指示に従い、速やかに避難できるようにすることが大切である。
このように、先日の地震で、日頃の避難訓練が生かされていることが分かり、避難訓練の大切さを改めて思い知った次第です。
なお、22日(水)の地震の際には、舳倉島の観測点で障害が発生し、携帯に地震速報が入らなかったとのことです。
また、備えあれば憂いなしという他の事例では、職員と3歳以上の園児がマスク着用のおかげで、単発的に、感染経路不明のコロナ陽性者が出ても、園全体にそれ以上広がらなかったということで、マスク着用という保護者の方々のご協力に感謝申し上げます。
園長 野田 武