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2010年 9月の園だより
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普通は、私たちは、親が結婚して、偶然生まれてきたものと思ってきましたが、子どもは、生まれる前に、まずこれからの人生のシナリオを書いて、それにぴったりの両親を選んでくるのだそうです。それを知った時、著者はびっくりされたそうです。同時に「もしそうなら、この人生に文句を言えないわ」と、人生のあらゆるマイナスの条件を、そしてうまくいかないことを親のせいや社会のせいにすることをやめたところ、気持ちが楽になったそうです。
「自分が親を選んできた」ということを知って、それを本当に受け入れることが出来たら、もっと自分の人生に責任を持てて、不平・不満・愚痴がなくなってくると思います。なぜなら、「自分が親を選んできた」ということを受け入れることは、自分の人生に主体性に臨むことができるからです。また、親にとっても「子どもが自分を親として選んできた」ということを受け入れることによって、選ばれたという喜びを前提にして、今までよりも子育てが楽しくなります。子育ての意識が大きく変わってくることがあります。特に、子育てが難航している時、自分の親との関係をもう一度見直すことで、子どもの問題がすっと解決します。
そう思って、自分を振り返ってみると、いつも子育てにてこずっていても、かわいい寝顔を見ると、しみじみ「ああ、私を親に選んでくれたのね。選んでくれてありがとう。こんな私でいいの。生まれてきてくれてありがとう。」と自然に愛の言葉かけができるようになります。
そして、次に子どもを信じてあげることで、子どもが伸びやかに育つのです。そうなると、強靭な親子のエネルギーのつながりができて、子どもは大きな愛で支えられ、包まれて、心地良い自信が出てきます。子どもも安心して自分の才能、能力を発揮して、自分のやりたいことに向かって進んでいけるのです。これが「信じる愛」です。
親の心配が必要以上になると、逆に子どもは自分を信頼してほしい、信じてほしいと思うようになります。自分の子どもを信じるには、まず、子どもをよく見ること、よく観察することです。よく見て観察したら、必ず、そのことを「ありがとう!」「大丈夫!」「よかったね!」と言葉に出して子どもに伝えることです。これが「見守る愛」なのです。
そこで、著者はPTAでの講演の度に「①子どもをよく観察して、日々の成長を楽しむこと。②愛の言葉かけ、三つの言葉:ありがとう!、大丈夫!、よかったね!。③そしてスキンシップの大切さ」を話してきたそうです。
さあ、皆さん。この3つを早速実践してみましょう。きっとお子さんは見違えるように成長されるかもしれませんよ。
園長 野田 武