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2016年 2月の園だより
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3歳児の約30%が午後10時以降に就寝し、約7%は睡眠時間が10時間未満の寝不足状態にある。そんな現状が、全国の子ども約10万人を対象にした環境省の大規模調査で分かった。
調査は2011年以降に生まれた子が対象で、睡眠状況について母親にアンケートし、2015年11月時点で集計したものである。
1)就寝時刻は、午後10時以降とした子の割合は1歳で13%、1歳6ケ月で16%、3歳で29%に上った。
出産時の母親の年齢が20歳未満か、40歳以上だった子どもは遅寝の傾向が顕著だった。
母親が40歳以上の場合、上の子の影響で遅くなっている可能性があるという。
2)また、昼寝を含む1日の合計睡眠時間は、3歳児の場合、10時間未満が7%、10~12時間未満が44%、12~14時間未満が47%、14時間以上が2%だった。
睡眠が10時間に満たない子どもは生後1ケ月でも2%、1歳では3%いた。
3~5歳児は10~13時間眠るのが適切とされている。
分析した山梨大の山県然太教授は「日本の赤ちゃんは国際的に見ても睡眠時間が短い」とし、共働き家庭が増えて、親の帰宅時間が遅くなっていることも、子どもの遅寝が増えた一因とみている。
このように、遅寝、寝不足の一因は、①共働き家庭が増えて、親の帰宅時間が遅いことの他に、私見ですが、次の2点が考えられます。
②量販店の出現により、生活スタイルが変わったこと
婦中町にファボーレが進出する前に、富山西高校に小中の校長先生方にお集まりいただき、閉店時間まで遊びがちになるなど、生徒指導上の問題点を協議し、保護者への協力のみならず、ファボーレに協力をお願いしたことがあります。その時に、ある小学校の校長先生が「根本問題は生活スタイルが変わること」を指摘されました。仰ったとおり、平日、土日に関係なく、夜遅く、乳幼児を連れたご家族の姿が若干見受けられるようになりました。
③最近の若い人は自分優先の楽な生活スタイルを好む傾向にある
と、どなたかが指摘されていましたが、最近の若い人は、自分優先の楽な生活スタイルを求めて、結婚しないことや、結婚しても子どもを産まない、子どもができても、自分の好みや楽なことが優先であるとのことでした。
要するに、乳・幼児の場合、お子さんの将来を考えて、遅寝させない、寝不足させないことが大事であるということを、このデータが示していますね。
園長 野田 武