訃報

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こんにちは。新石です。
今日は、このブログで皆様に悲しいお知らせをしなくてはなりません。

昨年11月より入院、病気療養中でありました向野外行前かたかご幼稚園園長が、去る平成21年5月3日未明、逝去いたしました。享年84歳でした。ここに生前中のご厚誼を深謝し、謹んでご通知申し上げます。

通夜は5月5日。葬儀は5月6日。オークスセレモニーホール高岡にて滞りなく執り行われました。ご多忙中の中にも関わらず、大変多くの方々にご弔問頂きまして大変ありがとうございました。


平成19年度まで17年間、かたかご幼稚園園長として活躍された向野先生。
「早寝、早起き、朝ごはん。これが一番、大事なこと!」
「挨拶は元気にしよう!」
「返事は、うん。じゃなくて、はい!としっかり!」
子どもたちに、いつも伝えておられた向野先生の言葉が思い出されます。

毎朝、玄関に立ちバスから降りてくる子どもたちや徒歩で通園してくる子どもたち、保護者の皆さんと挨拶を交わし会話をしておられた向野先生。時折、玄関から聞こえてくる笑い声。その風景は、まさにかたかご幼稚園の朝の顔とも言えるものでした。

葬儀では、訃報を聞いて駆けつけてくれた幼稚園の年長組の子どもたちや、兄弟、姉妹の子どもたち。さらには卒業生の子たちが、お別れの言葉と『たのしいかたかご幼稚園』の歌を向野先生に捧げました。
このことに、参列者の皆様から「感銘を受けた」とのお言葉も頂きました。


私事でございます。

二十歳で、かたかごに就職した私。もう10年前のことになります。
なにぶん社会経験なんてほとんどなかった私です。
向野先生の目には、それは頼りない男に見えたことでしょう。

「その格好は何だ?」ある時は、服装について注意を受け。
「まだまだ子どものことが見えてない!」ある時は、指導方法について注意を受け。
「こういう時に、そんなことをしていちゃいかん!」ある時は、社会人としてのマナーについて注意を受け。

向野先生の遺影の前に立つと思い出されるのは、たくさん叱られたこと。
それと同時に、たくさん励ましていただいた言葉。

「新石君。がんばってくれよ!」
「いつも大変やろうけど、よろしく頼むぞ!」

向野先生に叱られながら、励まされながら。
10年という年月をかたかご幼稚園で重ねることが出来ました。

『叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である』
パナソニック創業者である松下幸之助氏の言葉です。

向野先生を教育人生最初のリーダーとすることが出来た私は幸福です。

向野先生、ありがとうございました!!
どうかこれからも、かたかご幼稚園の子どもたちを。我々スタッフを見守って下さい!!



| 2009年05月08日(Fri) 12時11分 | 投稿:かたかご幼稚園 | カテゴリ: お知らせ・お願い・ご報告 | コメント(2) | ▲TOP |

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このブログへのコメント

生前、3人の子供達が、大変お世話になり突然の訃報に愕然としました。特に末子の事に於いては公私共にお世話になり、かたかごの歌を告別式で聴いたときは涙が。本当にお世話になりました。

| 2009年05月08日(Fri) 21時26分 | 投稿: セレイオーネ |

話を聞いた時は、大変驚き、寂しくなりました。今でも、玄関の手すりに掴まって運動されてたお姿が、目に浮かびます。向野先生のお言葉は、厳しくも温かく心に残っています。ありがとうございました。

| 2009年05月11日(Mon) 12時45分 | 投稿: 卒ハリキリガールの母 |

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