動物園へ行こう！（ほのぼの日記）

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動物園へ行こう！

春うらら。
そんな言葉がぴったりの今日。

年中組さんと年長組さんがバスに乗って高岡古城公園の動物園へお絵描きに行ってきました。

幼稚園バスで公園に向かう途中。
バスの車内は、子どもたちと先生のおしゃべりで盛り上がり。
学年が上がって担任の先生が変わった子も多いのですが、
そんなことは、いらぬ心配とばかりに、おしゃべりの花が咲く車内。

「あー！ジャスコやー！」
「行ったことあるよー！」

流れる街並みに、はしゃぐ年中組さん。

「じゃあ、道路を走ってる赤い電車は何ていう名前でしょう？」
先生の問いかけに「？」な、年中組さん。

「ヒントは…『ア』。」
「えー？」
「ヒントその2。『アイ』。」
「あいうえお！」
「ちがいまーす（笑）。じゃあ、正解を新石先生に。」
「アイトラム、です。」
「アイトラムー？」

高岡駅前から旧新湊市の越ノ潟駅までを結ぶ路面電車「万葉線」を走る
新型車両の愛称が「アイトラム」なんです。

「あ！アイトラム前からも来た！」
「後ろのアイトラムに追いつかれる！」

と、とにかくにぎやかな皆様をお乗せして、バスは古城公園に到着。

古城公園は、お花見客で賑わいを見せておりました。
そう。高岡古城公園は市内でも有数の桜の名所。

桜の花がきれいに花開き、日差しも明るい中で
動物たちを見ながら絵を描くひと時。なかなかいいものです。

年長さんたちが描いている絵を見ますと…おや？
しっかりとペンギンプールの滑り台や中央の山を描き込んでいる男の子。
ペンギンが一羽、滑り台を滑り降りています。

実際のプールには滑り台をすべるペンギンはいません。
だって、滑り台には柵がしてあり、ペンギンたちが入れなくなっていますから。

そして、うさぎ小屋の前には女の子たちが。
やっぱり、女の子に人気があるのですね。うさぎ。

あれ？うさぎの頭に、小さなリボン？
これも、もちろん、うさぎの頭にリボンなんてついてませんよ。

子どもたちの描く1枚の絵には、きっと彼らの心の中で描かれた
楽しくて可愛らしいストーリーが描かれているのでしょうね。

ついつい、絵を描く技法や手法。あるいは、いかに写実的であるかに
目がいってしまいがちですよね。

枠にとらわれず。視覚だけで見ていない。
そんな子どもたちの絵って…素敵だと思いませんか？