嬉しい便り（ほのぼの日記）

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嬉しい便り

夏休みは、子どもたちになかなか触れ合う機会が少なく
少々、不完全燃焼気味な日々を送る新石です。

この文章を書いておりますのは、8月12日。朝。

昨夜は、東日本大震災から5か月、初盆を迎える被災地の様子がニュースで流れていました。

仮設住宅への入居が完了し、閉鎖される避難所の様子など、復興の兆しも見える中、
未だ多くの課題を抱えている被災地。
そして、今日未明にも福島県沖を震源とする大きな揺れがあり……。

震災の爪痕の如何に深いかを思い知らされますね。

さて。

そのような中、かたかご幼稚園に嬉しい便りが届きました。

5月に、弊園から応援メッセージ付きの貼り絵を送らせていただきました
福島県いわき市の学校法人勿来中野学園なこそ幼稚園さん、
そして宮城県仙台市の学校法人小野学園清水幼稚園さんから
お返事のメッセージが添えられた貼り絵が届きました。
なこそ幼稚園さんからは、園児の皆さんの元気な姿を記録したDVDも添えられておりました。

「ありがとう！」
「暑さに負けず頑張ります！」

と、胸が熱くなるようなメッセージと園児さんたちが描いた自画像、みんなで集まって撮った写真。

清水幼稚園さんから頂きました写真には、きれいな七夕飾りに囲まれた子どもたちと先生方の姿が。
仙台は、七夕の街でしたね。皆で七夕祭りを楽しまれたのでしょうか。

なこそ幼稚園さんから頂きましたDVDを拝見しますと、元気で明るい園児の皆さんの姿が。
正直に申し上げれば、この映像を何も予備知識なしに見れば、
何の変哲もない幼稚園の風景だと見まごうことでしょう。

とても嬉しかったです。

被災地にも、こんな光景があるんだ。
子どもたちの笑顔は、消えていないんだ。

誤解のないように申し上げれば、決して被災地の皆様のご苦労を軽んずるわけではございません。

ただ、悲しみと苦しみしかないと思うほどに悲惨な情報が、あまりに多い中、
こうした日常的な映像を拝見することが出来たことに、ただただ喜びを感じるのであります。

被災地の皆様には、ご苦労という言葉すら足りない課題がございますことでしょう。

ただただ、一日も早い復興をお祈りすると共に
私に出来ることは何か？を今後も模索し、行動していきたい。

両幼稚園から頂いた便りを拝見し、改めて、そう思います。

学校法人勿来中野学園なこそ幼稚園、学校法人小野学園清水幼稚園の教職員ならびに園児の皆様。
この度は、まことにありがとうございました。
残暑厳しい折、どうぞ、ご自愛くださいませ。

それでは、また。

新石でした。