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届け。七夕にのせたメッセージ。
平成23年3月11日。悪夢の東日本大震災。
あれから3か月。
未だ、ニュースでは被災地の苦しい状況が報道されています。
それと同時に、全国から被災地を助けようとたくさんの方々が頑張っておられる姿も
報道され、胸が熱くなる思いです。
さて。
5月12日のブログでお知らせいたしました
氷見救援隊(隊長 松原勝久氏)の皆様により被災地の幼稚園、保育園に届けられた
弊園の子どもたちが作った貼り絵。
ニュースでは、貼り絵を見て笑う子どもたちの姿が報道されました。
物資や義援金だけでなく、被災地の人々の心にも届けられるものがあるのか、と
感じた瞬間でございました。
物やお金は必要です。
しかし、それと同時に心を安らげてくれるようなものの存在。
笑顔になれるようなものの存在。
そういったものも、やはり必要なものなのですよね。
そして、昨日。
氷見救援隊隊長、松原勝久氏が来園。
子ども達、保護者各位、役員の皆様に氏や氷見救援隊の活動を記録したビデオをご覧いただきました。
「助け合い」の大切さを訴える松原氏。
ビデオの内容は、子どもたちには理解できなかったかもしれません。
しかし、我々大人には、松原氏の活動と、その思いが十分に伝わりました。
子どもたちに、人と人とのつながりの大切さ。助け合う心。
それを伝えるのは、私たち大人の役目ですね。
松原さんをはじめ、氷見救援隊の皆様。
今月末に再び気仙沼を訪問されるそうです。
その際に、七夕飾りを届けようということで、園児たちがお家で書いてきた短冊を笹竹に飾りました。
短冊に乗せた、たくさんのメッセージが園に届きました。
ご協力いただきましたご家族の皆様にも、この場をお借りしてお礼申し上げます。
たくさん寄せられた短冊メッセージ。
「がんばってください」
「はやく元の生活に戻れますように」
松原氏が仰るには、被災地の方々にとって、こういったメッセージを読むことが
とても貴重な楽しみとなっているそうです。
被災地の皆様が、この七夕飾りをご覧になって
少しでもお気持ちの慰めになれば……と、思います。
復興を願う気持ちは、皆同じ。
届け。願いの短冊。
そして、我々に代わり被災地へ赴き、活動をされる松原氏をはじめ氷見救援隊の皆様に、重ねてお礼を申し上げます。
どうか、頑張ってください!
| 2011年06月17日(Fri) 11時59分 | 投稿:かたかご幼稚園 | カテゴリ: ある日の出来事 | コメント(0) | ▲TOP |
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