デカローソク
かたかご幼稚園のお隣にございます浄土真宗本願寺派『勝興寺』。
文明3年(1471年)蓮如が越中砺波郡蟹谷庄土山(南砺市土山)に
創建した土山御坊を起こりとする由緒ある寺院です。
本堂をはじめ、総門、唐門など数々の重要文化財を有し、
高岡市の観光の見所にもなっております。
と、なんでございますか高岡市観光振興な趣で始めさせていただきましたが。
この勝興寺さんで毎年この時期に行われている御正忌(ごしょうき)報恩講。
御満座(ごまんざ)法要の名でも親しまれいているそうですが
この法要の目玉ともいえる「デカローソク」の見学に
年中組、年長組の子どもたちが14日、行って来ました。
デカローソクは高さ約3メートルもある巨大ローソク。
何でも明治以降、勝興寺周辺の2地区が1年交代でローソクの
提供を担っていたことから両地区の競争により
ローソクのサイズが年々大きくなっていったとか。
法要の前日ということで本堂にてじっくりと
名物デカローソクを見学させていただきました。
市内のロウソク屋さんがデカローソクに火を灯すと
さすがにデカローソクだけあって、点る火の大きさも大きい。
このデカローソクの形。
まっすぐではなく、くびれた形は碇型という形に分類されるそうです。
形の由来は、はっきりとはしていないそうです。
また、宗派によって碇型と棒型を使い分けるという説もありますが
これまた、はっきりとした区別はないそうですね。
いずれにしても和蝋燭は、蝋が垂れても美しく見えるのだそうです。
土山ご住職からお話をみんなで伺い、
地元高岡の観光名所、勝興寺さんの名物デカローソクについて
ちょっと詳しくなれましたかね?
見学の後は、勝興寺さんの前で雪遊びをさせていただきました。
| 2011年01月17日(Mon) 15時17分 | 投稿:かたかご幼稚園 | カテゴリ: 行事紹介 | コメント(0) | ▲TOP |
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