五感で食育!!
暦の上では秋ですね。暑かった毎日が少しずつ和らいで、
朝夕には、秋の虫の声が聞こえるようになりました。
もうすぐ2学期です。
また、園内に子どもたちの姿が勢揃いします。
今日は給食の先生たちによる『やってみよう! 〜五感を使って食育〜』を開催しました。
年長の子どもたちが、ご飯、味噌汁を作るお手伝いを体験しましたよ。
まず、ご飯は洗米する前のお米から触ってみました。
「ん?なんかニオイするね。」
「パラパラや。」
と、白いお米に手を触れて盛り上がる年長さん。
給食の先生から「お茶碗1杯のごはんは、お米何粒あるでしょう?」という質問。
「100?」「110!」「120!」
「正解は3000粒です。」「えー!!」
ボウルのお米に水を注いで、みんなで洗ってみますと、
だんだん水が白く濁ります。
「水、白くなった!」
「牛乳みたいやね!」
そして、洗ったお米を炊くのですが……
今日は、みんなが知っている炊飯ジャーではなく
お鍋で炊くのを体験しましょう。
お鍋にお米と水を入れてもらって、IHコンロのスイッチを入れます。
さて、お米が炊けるのを待つ間に、味噌汁作りに取り掛かりましょう。
今日のお味噌汁は、煮干しから出汁を取ります。
出汁って何だ?っていう子が多かったですね。
出汁は、煮干し、かつお節、昆布、エビ、貝柱など
いろいろな材料から出る美味しさのエキスだと
給食の先生に教えてもらったら、みんなで煮干しの頭取り。
みんな上手にパキポキと煮干しの頭を取っていました。
水と煮干しをお鍋に入れて、こちらもコンロに。
しばらく待つと、無色透明だった水が、煮干しの出汁が出て色が変わります。
「あー!色変わった!」
「すごーい!」
とにかく、すべての工程に驚きの声を上げる年長さんたちです。
次に、みんなでラップに味噌、かつお節、お麩、乾燥わかめを包んで丸めて味噌玉を作ります。
そして、出来上がった味噌玉に出汁を注ぎ、かき混ぜれば、味噌汁の出来上がり。
さっそくみんなで味噌汁を飲んでみます。
「めっちゃ美味しい!!」
「うまーい!!」
と、感動の声が上がります。
そうこうするうちに、お鍋でご飯が炊きあがりました。
給食の先生が、お鍋のフタを取り、真っ白に炊きあがったご飯が見えると
「めっちゃキレイ!!」
「おおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
と、これまた歓声が上がります。
炊きあがったご飯をラップに取って、丸めておにぎりに。
炊きたてのご飯は、アツアツでみんな苦労していました。
給食の先生のおかげで、ご飯と味噌汁を作るのに、
たくさんの手間暇がかかっていることを体験し、知ることができた年長さんでした。
ひょっとしたら、お家で料理のお手伝いをしてみたくなった子もいるんでしょうかね?
| 2018年08月29日(Wed) 17時04分 | 投稿:かたかご幼稚園 | カテゴリ: 行事紹介 | コメント(0) | ▲TOP |
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