まろん
清清しい秋の風。ふと木々を見ればちらほらと黄色やら赤色やらに。
道端には秋桜も今を盛りと咲いていますし。
スポーツの秋。芸術の秋。食欲の秋。なんて言われますが、
皆様、どのような秋をお過ごしでしょうか?
私は専ら食欲の秋でございますな。
お腹周りがすくすくと育ちます。ふふふ。
・・・そろそろスポーツの秋に切り替えねばなぁ。
さてさてさて。話題は昨日のこと。
年長組さんたちが『伏木ふれあいの杜』に栗拾いに出かけました。
ふれあいの杜を管理されている、まさかりの会の皆様には、
季節ごとに杜にお招きいただいて貴重な体験をさせていただいております。
ありがとうございます。
朝は雲がかかった空模様でしたが、お昼頃から日が差して良いお天気になりました。
みんな、手には手袋。栗を入れる袋を持って、ふれあいの杜に出発。
ふれあいの杜に着くと、まさかりの会の皆さんが
既に栗拾いの準備に取り掛かっていてくださいました。
みんなで「こんにちは!よろしくおねがいします!」とご挨拶。
「えーとね。最初から、ちょっと悪いお話をします。」
まさかりの会のおじさんから開口一番このセリフ。
な・・・何ですか?何が起きたんですか?
「実は。栗が少ないんです。あんまり拾ってもらえないかもしれません。」
がーんっっっ!!何てこったぁぁぁ!!
「と、いうわけで。おじさんたちが、みんなが来る前に栗を集めて取っておきました。」
ずっしりとビニール袋に栗、栗、栗。おおおおお!!!!栗だー!!!!
これだけあれば・・・拾えなくても大丈夫かも・・・。
では。栗拾いに出発しましょうか!遊歩道を歩き、森の中へ。
森の中へ入ると。おお!落ちてる落ちてる!栗のイガイガイガイガイガイガ!!
さらにドングリドングリドングリドングリドングリ!!
でも、みんなの視線は栗に集中。いつも人気者のドングリも栗の前では影を潜めます。
さあ。栗拾いの始まり始まり。
さっそく落ちているイガに手を伸ばす子どもたち。
「痛ー!!」
「痛い!!」
イガに触れて痛がる子どもたち。
私も迂闊にもイガに思いっきり手を伸ばして
「うわっ!!痛ー!!」
いい年した大人が栗のイガで悲鳴を上げてしまいました。
そして、子どもたちに笑われました。
栗のイガってこんなに痛かったっけ!?
イガの前には軍手も無力。
「足でこうやって踏んづけて取れば良いんやぜ!」
「あ。それ穴開いとるから虫に食べられとる。」
「ねえ、先生。これ虫に食べられてない?大丈夫?」
しばらく拾ううちに栗の実の取り方を覚え始める子。
あるいは、まさかりの会のおじさんについて、「ほら、ここに落ちとる!」とおこぼれをゲットする子。
「あんまり栗がありません。」と言われながらも、なかなかの量を拾うことができました。
「先生、ほらほら。見て。」
袋の中を見せてくれた子。袋の中は栗とドングリがいっぱい。
自分立ちで拾った栗と、まさかりの会の皆さんから頂いた栗。
みんなで分けて持ち帰りました。
年少さんと年中さんたちにも、お裾分けしますね。
楽しい秋のひと時。まさかりの会の皆様。ありがとうございました!
クリの実のことを「マロン」と呼ぶことがありますが、
本来はマロニエ(セイヨウトチノキ)の実のことなんです。
かつてはマロニエの実を使ってマロングラッセを作っていましたが
クリの実で代用するようになった結果、クリの実をマロンと呼ぶようになったとか。
はい。ひとつ賢くなりましたね?
栗なのに豆知識。
| 2009年10月06日(Tue) 07時52分 | 投稿:かたかご幼稚園 | カテゴリ: ある日の出来事 | コメント(2) | ▲TOP |
このブログへのコメント
そうですね。
私自身も栗のイガと格闘しながら
「子どもの頃、近所の公園の栗の木の下で拾ったことあったなぁ。」
と懐かしく思い出していました。
あれだけの栗の実が落ちる場所って、どこにでもあるものじゃないですし。
貴重な体験をさせていただけたと思います。
今日は、さつま芋がザックザクでしたよ~。
| 2009年10月07日(Wed) 18時11分 | 投稿: あらいし |
いつもありがとうございます(o^-^o)
かわいい栗、とったよ!と嬉しそうに帰ってきました。
転けてイガにささったよ~これもいい思い出になると思います(^^ゞ
| 2009年10月06日(Tue) 17時19分 | 投稿: ゆん |