かたかごの花（ほのぼの日記）

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かたかごの花

雨雨降れ降れ母さんが～♪
蛇の目でお迎え嬉しいな～♪

なんでお母さんがミシンで迎えに来るんやろ？
ジャノメミシンてありますでしょ？
小さい頃、そう思ってたんですよねぇ。
蛇の目傘のことなんですねぇ。

さて。それはさておき。

今日は年長組さんが「高岡万葉まつり」のオープニングイベントに参加してきました。

「高岡万葉まつり」は、高岡古城公園中の島特設水上舞台にて
三昼夜かけて行われる「万葉集全20巻朗唱の会」をメインイベントとする
高岡市の恒例イベント。朗唱の会は今年、第20回を迎えたそうです。

年長組さんたちは、水上舞台で「かたかごの花」の歌と踊りを披露。

『もののふの八十娘子(やそをとめ)らが汲み乱(まが)ふ寺居(てらゐ)の上の堅香子(かたかご)の花』

万葉集第19巻大伴家持の歌をモチーフに作曲された「かたかごの花」。
バレエ教室のお友達は、万葉乙女の衣装に身を包み踊り。
他の子どもたちが、きれいな声で歌い上げました。

この「かたかごの花」。曲も歌も風情があって良いのでございます。
毎年、万葉まつりのオープニングにて披露させていただいておりますものですから
これを聞くと「いよいよ秋本番ですなぁ。」という感の新石でございます。

心配していたお天気。発表中は雨に降られることなく無事、舞台を成功させることが出来たそう。
うーん。年長さんたち。お天道様も味方にしているようでございます。

そうそう。年長組さんといえば、毎年素晴らしい演奏を聴かせてくれる器楽演奏ですよね。
先月の運動会も終わり、いよいよ練習が本格化してきましたよ！

今年度は、パート編成を大幅に変更し、曲の難易度もグッとアップ。
「この難曲に、敢えて挑んでみようじゃないか！」と選んだ曲は・・・

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「前奏曲」！！

マイスタージンガー？マジンガーZの仲間か何か？
とか思ってしまった音楽無知の私でございますが、原曲を聴いてみますと
荘厳で堂々としたオープニングから優しい中盤。そして再び堂々と情熱的に幕を下ろす。
目まぐるしく、かつ色とりどりに曲調が変わります。

うむむ･･･この曲を年長組のみんなは、どう料理してくれるのか･･･。
楽しみでもあり･･･大丈夫かなーでもあり･･･がんばるぞーでもあり。

私もパーカッション部隊の指導のお手伝いをさせていただいております。
パーカッションは、曲の骨組みであり縁の下。
ここがバシッと決められれば曲全体がぐっと引き締まる存在。
「リズムが上手いバンドは上手い！」

「みんながかっこよく決めてくれたら、すごくかっこいいマイスタージンガーになるんだ！」
とか叫びながら練習、練習！！

ドンドコジャーン！パンパンパン！チリリリリリリリ！ドンドンドーン！！
シンバルー！1発忘れたよー！ティンパニ！そこは弱く弱く！
スネア！もうすぐ入るよー！そう！そこはだんだん強く強く！はい！ドカーン！！

えー･･･現在、こんな感じで練習中です。（どんな感じやねん！）
昨日よりも今日は少し上手くなり。明日はまた少し上手くなり。

まだまだ原石レベルの、かたかご年長オーケストラ！
これから磨いて磨いてピッカピカのステージを皆様にお届けできるよう
子どもたちもスタッフも一つになって頑張りますので！！

皆様、今しばらく首をキリンよりも長くして発表の瞬間をお待ち下さいませ！！

マイスタージンガー！！