総合避難訓練
こんにちは!かたかごの新石です!
いやー、風が冷たい季節になってきましたね。
園の隣の勝興寺さんの木々からは、落ち葉がはらりはらり。
「あの葉っぱが全て落ち切った頃……雪が降ってくるんだよねぇ。」
落ち葉を掃きながら、ある先生がつぶやきました。
さてさて。今日の話題。
備えあれば憂いなし。
本日は、園全体で、総合避難訓練を実施いたしました。
今回の訓練は、地震発生による火災。さらに園敷地の北側斜面の崩落。
という災害条件を想定し、実施いたしました。
かたかご幼稚園・保育園には、今夏策定いたしました土砂災害防止マニュアルがございます。
高岡市伏木という山あり海ありの地理事情を考えますと、土砂災害は、身近な問題であり、
安全対策を行うことは、子どもたちの生命の保護。被害の縮小。園児のご家庭、地域社会における
信頼に繋がるという考えから、策定しております。
このようなマニュアル策定例は、県内の他園に例を見ず、
県、市の担当各課から高く評価を受け、今回の総合避難訓練には、テレビ取材も入ることになりました。
午前10時30分過ぎ。
園内にサイレンが放送されます。
「訓練!訓練!地震です!」
地震発生のアナウンスで、教室の子どもたちが机の下などに隠れ、頭部を守る姿勢をとります。
子どもたちには、この防御姿勢をダンゴムシの姿勢と伝えています。
続いて、給食室から火災発生の知らせ。
すぐに屋外非難の指示がアナウンスされます。
私もすぐに避難用防災グッズの入ったリュックを背負って外へ。
別館の人命検索も忘れてはいけません。
数分後、グラウンドに避難を終えた園児たちが整列。
口には、ハンカチを当てています。これも、有毒な煙を吸い込まないために大事なことです。
消防士さんから、火の用心や避難の心得についてお話を聞きました。
避難をするときは、「おかしも」が合言葉。
「お」は、押さない。
「か」は、駆けない。
「し」は、しゃべらない。
「も」は、戻らない。
消防士さんから「おかしも、の意味を知っていますか?」と聞かれた子どもたち。
「押さない!」「しゃべらない!」「走らない!」「もどらない!」
と答える子どもたち。中には、「お菓子をたべない!」なんて返事もありましたが。
まあ、お菓子を食べている場合では、ないですよね(笑)
消防車や消火器具、防火服などを見せていただく機会も設けていただき、
子どもたちにとって良い避難訓練になりました。
今後も、定期的に避難訓練を行い万が一の時に備えることを心掛けていきます。
一番は、避難をしなければいけないような事態が起こらないことですが。
備えあれば、憂いなし。
| 2011年10月19日(Wed) 14時21分 | 投稿:かたかご幼稚園 | カテゴリ: 行事紹介 | コメント(0) | ▲TOP |
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