いもほり！（ほのぼの日記）

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いもほり！

イモ畑に到着！

さあ！掘るぞー！

先生ー！抜けなーい！

おはようございます。今朝はスッキリと青い空。

天高く馬肥ゆる秋。なんて申しますがね。
実は、この天高く～という言葉。
現在の日本では、秋の良い季節や食欲の秋を表すような言葉となっておりますが、
この言葉が生まれた中国では、北方からの騎馬民族の襲来を恐れる
「秋は異変が起きる時期だから警戒しろ」という意味だそうで。

何しろ今年は暑さ厳しい夏でございましたからね。
涼しくなってきたと安心して、夏の疲れがドッと出ちゃった。
とか、ついつい体を冷やして風邪を…なんてことにならないように
騎馬民族は来ませんが。体調管理には気をつけたいものですね。

さて、昨日のこと。

年少さん、年中さん、年長さんが芋掘り体験学習に出かけました。

朝から少々、どんよりとした空でしたが
皆が出かける時間になりますと日差しが出てきて秋晴れに。

芋畑までのバスの中でも、みんな元気いっぱい。
「がんばって掘ろうねー！」「おー！」

芋畑に着いて、さあ掘るぞ！と意気込んでみたものの。
前日の雨のせいでしょうか。畑の土がかなり湿って重い＆硬い！
子どもたち、頑張って掘ってみるものの、
ちょっと顔を出した芋は、なかなか土から出てきてくれません。

そのうちに「先生ー！助けてー！」「先生！掘れんー！！」
とSOSが、あちらこちらから。

先生たちもシャベルやらスコップやら鍬やらを手に
畑をざっくざく掘りまして。

出てきた芋は、ひょろっとしたのもあれば、ずんぐりと丸いのもあり。
「出た！芋出た！」「これ、僕の芋！」
と大喜びで袋にサツマイモを詰める子どもたち。
手、腕、膝、さらには顔にまで泥をつけて掘る子もいました。

そして、先生たちも汗だくだくになりました。
「いやー。今年の芋掘りは大変だったねー。」
「ホントに。でも、こうして苦労して、やっとイモが食べられるんだよ。」
なんて話しておりました。

サツマイモをどうやって食べようか？という話題になっておりましたので
「サツマイモはね。掘ってから何日か経ってから食べると美味しいんよ。」
と私が申しますと、子どもたち。
「何曜日！？」
と返ってまりましたので
「えー？そうだなぁ。土曜日…かな？」
と申しておきまして。

そんな会話をしたせいか、後になって
「今日、おイモ食べるー！」
「ダメだよー。新石先生、土曜日に食べろって言うとった。」
と、子どもたちの会話が聞こえました。
おや？そうか。せっかく掘ったんですから、すぐに食べたい気持ちも分かりますな。
「食べたかったら、すぐ食べても良いよー。食べたい時に食べるのが一番おいしい！」
とも申しておきました。
数日置いて酵素がでんぷんをどうだ、こうだ。
というより、「食べたい！」という気持ちが一番の美味しさかもしれません。

さっそく、昨夜のおかずにサツマイモを使われた方もいらっしゃるようですね。
お味は、いかがでしたかね？

芋掘りに行かなかった小さいお友達にも、
給食のメニューで掘ったサツマイモが出ますからね。

お楽しみに！